ホットヨガのデメリットとは?体に悪いといわれる理由

ヨガの中でも、特にホットヨガがブームとなっています。二〇〇〇年代初め頃にアメリカでブームとなった、暑い環境下で行うヨガのスタイルです。特に若い女性に人気があり、日本でも大手ヨガスタジオがたくさんの店舗を展開しています。

汗をかくスッキリ感や、ダイエット効果を感じ、ホットヨガ教室に通っている方は多くいます。しかしホットヨガに参加した方から、「体調が悪くなった」「私には合わない」といったお声をあることも少なくありません。

ホットヨガで体調が悪くなる理由

なぜ、ホットヨガで体調が悪くなってしまうのでしょうか。理由はいくつかありますが、根本的には「暑すぎる環境が体の負担になっている」ことに起因します。

ホットヨガの環境は、真夏の炎天下で運動しているのと同じ状態です。真夏の炎天下を想像すれば、いかに危険な環境下でヨガをやっているかお分りいただけるでしょう。

本来は熱中症や脱水症状を起こしかねない危険な状態で運動している、という自覚がないまま、ホットヨガに来られる方が非常に多いのです。もちろんホットヨガのレッスンでは多量の水を摂取しながら参加しますが、それでも気づかないうちに軽度の脱水症状や熱中症になっていることがあります。

ホットヨガに参加して、「頭痛がする、気持ちが悪くなる、倦怠感が抜けない」などは、その典型的な症状と考えて良いでしょう。

こんな人は、ホットヨガを辞めた方が良い

根本的にホットヨガが体質的に合わない方というのはいます。レッスンに参加すると毎回頭痛や吐き気といった症状が出る方は、ホットヨガは辞めておいた方が無難です。

また息が上がってしまう方、息苦しさを感じてしまう方も同様です。ヨガは「いかに深い呼吸ができるか」で効果が決まるといっても過言ではないので、息が上がってしまうような場合は常温のヨガの方が適していると言えます。

妊娠中の方もホットヨガは避けましょう。前述のように通常よりも体への負担が大きい環境ですから、ただでさえ体調が敏感になりやすい妊娠中は危険です。

また、高血圧の方もおすすめしません。暑い環境が一概に危険な訳ではありませんが、ホットヨガでは暑いレッスン室とエアコンのきいた更衣室、そして行き帰りの屋外と気温差が非常に激しいのです。激しい気温差は血圧にあまり良い影響を与えないため、避けた方が無難です。

同じ理由から、心臓に疾患を抱えた方も同様です。気温差というのは、自分でも思っている以上に心臓や血管にストレスを与えています。

実は「ヨガにおける効果」という意味では常温でもホットでも同じですから、こういった方々は常温のヨガをおすすめします。

ホットヨガに参加する時の注意点

ではホットヨガに参加する際、体調を崩さないようにするため、どのような点に気をつけていけば良いのでしょうか。
何よりも、水分摂取です。

諸説ありますが、水分は「汗で失われる前にとる」ことが大原則です。「のどが渇いた」と感じた時には、既に脱水症状が始まっていると言われています。

レッスン中は当然のことながら、コップ一杯程度の水をレッスン前に摂取しておくことをおすすめします。もし不安であれば、経口補水液なども一緒に準備しておくと安心でしょう。

そして食事の時間に注意しましょう。食べてすぐにホットヨガに参加すると、消化不良などで吐き気が出る場合があります。(常温のヨガでも、レッスン前後に食事をするのはおすすめしません。最低でも前後一時間以上あけましょう。)

ホットヨガの場合は、特に注意して前後二時間は食事を避けるのが無難です。

最後に、何よりも「体調が悪ければ参加しない」「レッスン中はむりをしない」ことが大切です。風邪や生理などで体調が万全ではないと少しでも感じたら、ホットヨガは辞めましょう。レッスン中も頑張り過ぎず、少しでも異変を感じたらインストラクターに申し出て中断しましょう。

注意事項をしっかりと守り、楽しくホットヨガに参加しましょう。

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